ベーシックアイテムを更新する 少ない服でも満足できる工夫
こんにちは、着回しコーディネーターのHIROMIです。
特別気に入っているわけでもないけど、便利な故についつい手が伸びる服ってありますよね。
お手入れに気を遣わなくていいとか、なんにでも合わせやすいとか、現実的に今の暮らしにフィットしている服は、多少デザイン面に妥協点があったとしても、使いやすいので高頻度で登場します。
私にとってのそんな一枚だったのが、こちらのニット。

PLSTで数年前に購入した、薄手のクリームホワイトのクルーネックニットです。
春や秋などの中間の季節に着るのに丁度いいニットを探していたのですが、なかなか気に入るものがなく、こちらのニットに行きつき購入しました。
洗濯を繰り返してもヘタらないので、購入してからは真夏以外は本当に大活躍で、レザージャケットのインナーに、妊娠中のジャンパースカートのインナーにと着回しに貢献してくれた一着です。
ただ難点だったのが、色。
黄色みの強いクリームホワイトなので、ブルーベースの私には、この色がやはりどうしてもしっくりこないのです。パーソナルカラーは知っていても、常にそれを意識した服ばかりを着るわけではないのですが、白いアイテムは得意不得意を感じやすいなと感じていて、買ってみたものの黄色みの強いこのニットのカラーは顔の黄ぐすみが気になっていました。
因みに、パーソナルカラーについてご興味ある方は、こちらの記事で概要を解説していますので、ぜひ参考になさってくださいね。
もう一つこのニットが使いにくくなってしまった理由が、ベルスリーブという袖口が少し広がったデザインである点。
子どもが生まれてから、さっと手を洗う頻度がかなり高まりました。そんな時、ベルスリーブだと手首でキュッと止まってくれないので、動作がもたついてしまいます。
ということで、何年もたくさん活躍してくれたニットですが、より使いやすいものに入れ替えるべく、リサーチを開始。今回ようやく好みの一枚が見つかりました。
今回新調したのがこちら。

OPAQUE.CLIPのケーブルニットです。
色はより自分に似合いやすいすっきりとしたオフホワイト、トレンドに左右されないスタンダードな形で、袖も手首できゅっと止まってくれるリブのデザイン。生地はこれまでのものより若干厚手になりました。

やはり着てみるとしっくり感は段違い。
自分に似合うものは心地よく、落ち着きます。今回新調したニットはよりもちっとした手触りで透ける心配もなく、これから長くたくさん活躍してくれそうです。
つい手が伸びてしまう便利な服は、自分の定番服の条件に気づかせてくれます。
本当にお気に入りの服だけがそろったワードローブに整えていくには、自分の暮らしに合う服とはどんなものか?そして自分に似合う服とはどんなものか?の2つをなるべく言語化してみることが大切です。
一時的には手間のかかる作業になりますが、そうして言語化できてしまえば服選びはその後ぐっと楽になりますし、お買い物も慎重になり失敗が減っていきます。
特に自分にとって「定番」と言える、常にクローゼットに持っておきたい服ほど、定期的に更新していくことでワードローブの満足度は高まっていきます。
少数精鋭のワードローブを目指している方は、ぜひ自分なりの服選びの条件について考えてみてくださいね。参考になれば嬉しいです^^
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