カラーコーデがまとまらない時のチェックポイント
朝、クローゼットを開けて、今日着る服を選ぶ。
この時間が憂鬱でたまらない…そんな方もいらっしゃるかもしれません。
時間のない朝に、着るものに迷ってしまい、コーディネートがうまくまとまらないと困ってしまいますよね。
コーディネートに悩まなくなる、着回しのきく無駄のないワードローブを作るには、
①自分の個性とそれに似合うものをよく理解すること
②自分のライフスタイルや大切にしている価値観を整理すること
③バランスのいいコーディネートを組むための基本パターンを知っておくこと
大きくこの3つの下準備ができていることが大切です。
その中でも今日は、色の組み合わせ【カラーコーディネート】がまとまらない時とちょっとしたチェックポイントについてご紹介します^^
①ベーシックカラーの系統をまとめる
コーディネートの基本となるのは、白や黒、ベージュ、グレーといったベーシックカラーです。一般の多くの女性は、このベーシックカラーを中心としたアイテムを揃えられているかと思います。
ベーシックカラーは、イエローベースとブルーベースという、大きく2つの系統に分かれます。クリームホワイト、ベージュ、キャメル、ブラウンなどの黄みを感じるベーシックカラーはイエローベース、オフホワイト、グレー、チャコール、ネイビー、ブラックなどの青みを感じるベーシックカラーはブルーべースにあたります。
カラーコーディネートを考える時には、まず今日使いたいベーシックカラーがどちらの系統なのかを決めてみましょう。ミックスさせても素敵なコーディネートはできますが、まずはどちらかに合わせて色を選ぶとまとまりやすくなります。
ベーシックカラーの系統が決まったら、同じ系統の色同士で濃淡をつけるようにアイテムを組み合わせます。ライトベージュ×キャメル、オフホワイト×ネイビーといった感じです。
②同じ系統から差し色を1つ決める
①のルールだけでもコーディネートは完成しますが、もう少し変化をつけたい時には、やはり差し色が効果的です。
そんな時は、①で決めたべーシックカラーと同じ系統の中から1つ、差し色を選びましょう。
ブラウン系のベーシックカラーに同じイエローベースのオレンジを足す、グレー系のベーシックカラーにブルーベースのラベンダーを足す、といったイメージですね。
差し色によって華やかになるだけでなく、全体的にまとまりと奥行きが演出できますよ^^
詳しい色の見極めができなくても、
「温かみのあるベーシックカラーには温かみのある差し色を」
「クールな印象のベーシックカラーにはクールな印象の差し色を」
という風に、大まかに捉えていただくだけでもOKです。
③色の明るさや鮮やかさを揃える
カラーコーディネートをまとめるもう一つの方法は、選んだ色同士の明るさや鮮やかさの度合い揃えるということ。
①②では、イエローベース・ブルーベースの色同士をそれぞれ組み合わせる方法をお伝えしましたが、もし二つの系統をまたぐ色同士でコーディネートする場合には、2つの色の明るさや鮮やかさを揃えてあげることでまとまりが良くなります。
ほぼ同じくらいの明るさ・鮮やかさの色同士を組み合わせ、ピスタチオグリーンのスカートを差し色にしたコーディネートがこちら。

コーディネートが淡い色合いなので、バッグのキャメルと腕時計のバンドのブラックで少しだけ引き締めています。
カラーコーディネートが苦手な方は、一度基本のパターンを覚えて見慣れてしまうと少しずつアレンジがきくようになっていきます。
まずは全体に統一感のあるベーシックな組み合わせのルールを試してみてくださいね。
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