自分のために、おしゃれする
おしゃれは誰のためにするのでしょう。
その日会う相手を思ってするもの?彼や旦那さんのためにするもの?それとも、自分のため?
答えは、どれも正解です。
おしゃれは誰のためにしてもいいもの。
時と場合によって、「誰のため?」を意識して使い分けると、より一層楽しく、暮らしも豊かになっていきます。
あなたは、おしゃれをするのはお好きですか?
何を着ようか、どんなメイクをしようかと考える時間を楽しめていますか?
興味はあるし、大好きだけど、現実には楽しめていない…。
もしあなたがそう感じているのなら、もしかすると「自分のためにするおしゃれ」「自分の心が満たされるおしゃれ」が不足しているかもしれません。
私たち女性は、ライフステージが変化する度に、担う役割が増えていきます。
まるで重ね着をするように、1人の「女性」であるあなたの上に「妻」という役割を着て、「母」という役割も着て、職場に行けば与えられたポストでの役割も着る。
気づいたら自分のことは後回しになって、役割を全部脱いだ本来の自分がわからなくなってしまったりするんですよね。
私も今、日々育児に追われながら、そのことを実感しているところです。
子育てが始まると、これまで以上に自分の時間を確保することが本当に難しい。
全ての役割から降りて、本来の自分に帰る時間を持ちたいけれど、まだ小さな子どもに生活のあらゆるタイミングを合わせていくので予定は立てにくいし、いつも急かされているようで落ち着かない。
ゆっくり立ち止まって自分と対話することを疎かにすると、だんだんと自分の感情や感性が鈍感になっていくんです。そうして気づいたら心がカサカサに乾いていて、ちょっと無気力になったり、投げやりな気分になりがち。
クローゼットには、産前に集めてきたお気に入りの服たちが今も大切に並んでいますが、いつでもどこでも小さな息子と一緒に出掛けるようになり、ベビーカーや抱っこ紐も使うので、以前のような自由な服選びは正直できなくなりました。
それでも、だからこそ、ちょっとした予定で外に出る時には、「自分のために」おしゃれを楽しむようにしています。
朝余裕があれば、外に出ない日でもメイクをするようにしています。
本来の自分が大好きだったものを、可能な範囲で身につけ楽しむ。
息子を預けられる時には、自分のためのおしゃれを思い切り楽しんで出かける。
おしゃれは最後は自分のためにすることがとても大切なんだと、改めて思っています。
闇雲に服を増やしてしまう人の2つのパターン

「服はたくさんあるのに、毎朝着たい服がない」
このスパイラルに陥り、ちょこちょこと服を買い足し収納スペースを圧迫させてしまう方には、2つのパターンがあります。
①間に合わせで買い物をしがち
「どうせ子どもに汚されるから」「どうせ家にいる時間が多いから」など、何らかの理由で間に合わせの服ばかり買っていませんか?
本当はおしゃれが好きなのに、安さや無難さから気分の上がらない服ばかり集めてしまうと、かえって欠乏感が増して服が増えていきます。
②自分の好みがわからず迷走している
自分が本当はどんなスタイルが好きなのか、どんな服を着たいのかって、以外とわからない方も多いです。
ファッション診断で似合うと言われたものをとりあえず買ってみたり、インスタグラマーのお勧め商品を買いに走ってみたり、彼や旦那さんの好みに応えてみたり。
いろいろ試してはみるものの、方向性がバラバラなので使いにくく、コーディネートがストレスになっていませんか?
ファッション診断もSNSの情報も、自分のスタイルにある程度軸を立てた上で上手に取り入れていくことが、満足のいくワードローブに整えるコツです。
多少面倒でも、どこかで少し時間をとって、自分がしたいおしゃれとはどんなものなのか、一度明確にしてみてくださいね。
心満たされるおしゃれで暮らしを豊かに
おしゃれは、最後は自分のためにするものです。
あなたが機嫌よく毎日を過ごせて、自分にも他人にも優しくなれる。
ワードローブの1着1着が本来のあなたを喜ばせてくれるものであればあるほど、何気ない日常も彩り豊かになっていきます。
まずは誰に遠慮するでもなく、「私が着たい服、私がしたいおしゃれって何?」ということを、ご自分に問いかけてみてくださいね。
もしお1人では難しければ、開ける度にモヤッとするギュウギュウ詰めのクローゼットから心躍るワードローブへ整えていくお手伝いをさせていただきます。
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