2022-10-29

着回しが苦手な人こそ、手放してほしい思考

「気づくといつも同じような服ばかり着てしまいます」

「自分で選ぶと、結局似たようなコーディネートになってしまいます」

ファッションのマンネリ化に悩む声は、本当によく聞きます。
いつも似たような恰好ばかりでつまらない。何かもう少し変化をつけたい。もうちょっと気分の上がるコーディネートがしたい。

あなたもそんな風に思うことはありませんか?

着回しが苦手、おしゃれが苦手と感じている一方で、ファッション自体には興味があって、本当はもっと楽しみたいと思っている方は多いです。
だからこそ、いろんなコーディネートができるように、いつもと違うイメージになれるようにと、ついついお買い物をして服を増やしてしまいがち。
実はこれが、更に着回しを難しくしている場合があります。

着回しが苦手で服が増えがちな方は、まずはお買い物に行く前にひとつ、手放してほしいことがあるんです。

それは、「今自分が持っていない色やデザインを買い足さなくてはいけない」という思考です。

いつものコーディネートに変化をつけたいと思ったら、今自分が持っていない色やデザイン、素材のアイテムを買い足そうと思うのは自然なことですよね。ですが、闇雲にこれを続けていると、方向性がバラバラな服が集まってしまい、ワードローブが散らかってしまいやすいのです。

その結果、どれも合わせづらく使いにくい。結局いつものコレでいいか…。と、元通りのコーディネートに収まってしまいます。

着回しやすいワードローブには、基本となる「軸」が必要です。その軸は人それぞれなので、まずはあなたがご自分のスタイルにどんな軸を持ちたいのかを明らかにしてあげると良いですよ^^

軸として持つのにおすすめなのが、次の3つです。

①私の軸になるテイスト

あなたはどんな雰囲気のコーディネートがお好きですか?
上品できれいめな雰囲気?それともカジュアルな雰囲気?あるいは、似合っていればあまりこだわりはないタイプでしょうか?

ファッションには必ずテイストがあります。そしてそのテイストを表現するために、色や素材、形が選ばれ、デザインが作られていきます。メインとなる軸を定めて、そのテイスト似合うアイテムでワードローブが整ってきてから違うテイストのアイテムをミックスさせていくようにしましょう。

②私の軸になる色

あなたはどんな色がお好きですか?
純粋に好みの色、よく褒められるし落ち着くから着ている色など、色を選ぶ基準もいくつかあると思います。
あなたがおしゃれを楽しむことができて心地良くいられるなら、どんな基準でも構いません。
まずはあなたが着たいのはどんな色なのか、ご自分に問いかけてみてくださいね。

色はコーディネートのしやすさに特に関わってくる要素です。

自分の好みがわかったら、その上で基本となるベーシックカラーを2~3色決めてみましょう。

お勧めなのは、イエローベース・ブルーベースという基調色に従ってベーシックカラーを絞る方法です。

寒色がお好みならオフホワイト、ライトグレー、チャコールグレー、ネイビー、ブラック、赤みのあるココアブラウンがブルーベースのベーシックカラーとなります。
暖色がお好みならクリームホワイト、ベージュ、キャメル、ブラウン、モスグレー、カーキ辺りがイエローベースのベーシックカラーに使いやすいですよ。

自分が好きでよく着る色の服に合わせやすいベーシックカラーは何か?を把握しておき、そのベーシックカラーのアイテムをトップス、ボトムス、靴にそれぞれ持っておくことで、着回しのしやすさはぐんと改善されるはずです。

パーソナルカラー診断では、あなたに似合う色を導き出しながらこの点を整理することができます。
1つの判断材料として有効なものなので、自分ではいまいち色が絞れない、そもそも自分の好みもよくわからない…という方は、一度診断を受けて見られてはいかがでしょうか。

色のお話は長くなりますので、今後の記事で少しずつお話していきますね^^

③私の軸になる価値観

最後に、ファッションに対するあなたの価値観を整理しておきましょう。

おしゃれの優先度や楽しみ方は十人十色です。何に重きを置くかは個人の自由なので、ここもご自分に問いかけてみてくださいね。

寒い地域に住んでいる方なら、高い保温性など機能面が気になりますよね。
小さいお子さんがいる方なら、家事や育児がしやすい動きやすさが欠かせないかも知れません。
オフィスワークのOLさんなら、オンもオフも使えてちょっと上品な服のバリエーションが必要かもしれませんし、在宅ワーカーの方なら着心地の良さが一番のポイントになります。
お手入れが億劫な方にとっては、自宅で気軽にお洗濯できて、アイロンがけも不要なものじゃないと着なくなってしまいます。

おしゃれであることとは別に、あなたが服に求めるものは何ですか?
これだけは外せない服選びの基準を明確にしましょう。

自分なりの軸が定まると、それに基づいて買い足すアイテムが見極められるようになります。
ワードローブに何か変化をつけたくなった時にも、失敗なく今ある服と一緒に新しいアイテムを楽しめるようになるので、まずは慌てずに、現在のワードローブと向き合ってみてくださいね。

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