2022-10-30

女性の洋服 適正枚数はどれくらい?

あなたは洋服を何着持っていますか?
手持ちの洋服の数を数えてみたことはありますか?

クローゼットに洋服はたくさんあるのに、なぜかいつも「着るものがない…!」と慌ててしまう。
あるいは、洋服が少なすぎてたまの予定に着ていくものがなくて困ってしまう。

どちらもよくあるお悩みですが、あなたにもご経験があるでしょうか。
一体私たちには、どれくらいの洋服があればいいのでしょう?
今日は洋服の適正量について、お話していこうと思います。

一般的に、私たちが自分で管理できる洋服の枚数は100着が上限と言われています。ところが、おしゃれが好き、洋服が好き、という女性の多くが、それ以上の洋服を所有しているようです。
かつての私もその1人。120枚以上の洋服を限られた収納スペースにぎゅうぎゅうに押し込んで、管理しきれずにクローゼットの奥の方でシワシワになった忘れられた洋服たちをたくさん抱え込んでいました。

洋服の適正量は、シンプルにあなた自身がきちんと管理できる枚数であり、毎日の生活に支障なく回転させられる枚数です。この2点が両立するのであれば、100着より多くても少なくても問題ありません。

ただ、1つの目安として挙げるのならば、

①オールシーズン30着以下:コーディネートの幅よりも機能性や効率の良さを重視した枚数

②オールシーズン50~60着:ある程度おしゃれも楽しめるバリエーションが揃う枚数

③オールシーズン80着以上:ファッションが好きで様々なコーディネートを組める枚数

といったイメージになるかと思います。

ワードローブの数は少ないと、その分着用頻度も洗濯の頻度も高くなるので、どんなにお気に入りの洋服でも消耗が早くなります。
一方ワードローブの数は多すぎると、その中からよく着る服・着ない服が結局選別され、着用頻度の低いものは十分なメンテナンスをされないまま長期間保管されることになり、生地が傷みやすくなります。

今の家のクローゼットにはどのくらいの洋服が無理なく収納できるのか?
今のライフスタイルには、どんな服がどれだけあれば着回せるのか?
今の自分はどの程度おしゃれを楽しめたら満足なのか?
ということを考えつつ、やみくもに数を減らそうとせずにワードローブを吟味していきましょう。

また枚数だけにこだわるのではなく、ワードローブのラインナップにも注意を払うことが大切です。
トップス、ボトムス、ワンピース、アウターそれぞれの数に偏りはないか?
似たような季節ものやデザインばかりが集まっていないか?
特別な時にしか着られないものが増えすぎていないか?
などなど、今のあなたの生活にフィットしていて組み合わせに困らないラインナップになっているかを確認していきましょう。

洋服をどれだけたくさん持っていても、実際によく着る服はそのうちの2~3割と言われていて、それだけ私たちに本当に必要で、かつ無意識レベルで管理できる洋服のバリエーションは多くないのです。

コーディネートを考えるのが苦手、組み合わせた洋服をバランスよく着こなすのが苦手という方は、管理の手間を惜しむよりもコーディネートに悩まないために洋服を増やしてしまいがち。この苦手意識を改善しないと、一時的に洋服の数を減らすことができても、また「着るものがない!」と感じてリバウンドしてしまいます。

洋服の適正枚数は人それぞれ。
わかりやすい枚数だけに囚われず、ちょっと面倒でも自分自身と丁寧に向き合って、あなたにとっての「ちょうどいい」数とラインナップに整えていきましょうね。

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